学会賞規則
第1条(学会賞の目的)
ビジネス科学学会では、ビジネス科学の発展のため優れた業績を発表した学会員を対象に学会賞を設け表彰する。
第2条(学会賞の対象)
学会賞は、優れた著作及び論文を対象とし、若手研究者(発表時40歳未満)の研究奨励も図るため、つぎの2つを設ける。
1. 優秀賞
2. 奨励賞
第3条(審査対象)
学会賞の審査対象となる著作論文は、審査年度の3月31日から遡る12ヶ月の間に公表・発刊されたもので、当学会の学会賞の審査を受けたことのないものとする。共著の場合は、ファーストオーサーが会員でかつ、会員が過半数を占める場合に限り審査対象とする。ただし、著作物は単著とする。審査対象となる著作論文について、会員の自薦他薦により審査を要求することができる。学会賞委員会は、審査要求のあった著作論文に限り審査の対象とする。
第4条(提出の要領)
1. 他薦の場合、推薦者は、ワープロによる著作論文の推薦書(1,000字程度)を、各年10月末日までに学会事務局宛に提出する。学会事務局は、推薦を受けたものに対し、その旨を連絡する。自薦の場合は、自薦の主旨(1,000字程度)を、各年10月末日までに学会事務局宛に提出する。
2. 著者は、論文の場合、該当する論文の抜き刷りまたはコピーを各年10月末日までに学会事務局宛に提出する。著書の場合、該当する著書を3部、各年10月末日までに学会事務局宛に提出する。
3. 著作論文の提出に際しては、ワープロによる著作論文の概要書(概要は1,000字程度)を提出する。
4. 概要書には、下記の事項を明示する。
1) 論文の場合
a) 著者名(ふりがな)
b) 所属機関
c) 所属機関における身分
d) 著者連絡先
e) ビジネス科学学会または本学会で報告した大会、支部研究会の別
f) 報告・発表した年月日
g) 論文名
h) 雑誌名
i) 巻号および発表年月
j) 概要
2) 著書の場合
a) 著者名(ふりがな)
b) 所属機関
c) 所属機関における身分
d) 著者連絡先
e) 著書名
f) 出版社
g) 出版年月日
h) 概要
第5条(提出された著作論文および概要書等の取り扱い)
提出された著作論文および概要書等は、学会賞委員および審査委員が審査に限って利用する。なお提出された著作論文および概要書等は返却しない。ただし、著書については3部のうち2部を返却する。
第6条(学会賞候補の審査および推薦)
審査は、会長が指名する審査委員によって行う。審査委員は審査対象1点につき3名とする。審査委員は、推薦の可否あるいは保留の判定結果を、判定理由を付して会長に報告する。審査委員の2/3以上が推薦を可と判定した場合、当該著作を理事会に推薦する。ただし、1人でも否決した場合や可が2/3に満たない場合は、会長が最終決定をする。
第7条(学会賞授与の表彰と公表)
各分野とも、優秀作がない会計年度の場合、当該分野において該当者なしとする。
受賞者には賞状を授与する。また、受賞者の氏名、所属機関、論文名等を当学会の学会誌に公表する。
第8条(施行)
本規則は、令和元年7月1日より施行する。